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野地 竜太
本名 野地 竜太
性別 男性
国籍 日本
誕生日 1978年10月6日(45歳)
出身地 東京都世田谷区
身長 186cm
体重 92kg
リーチ
階級 ライトヘビー級
スタイル 極真空手、キックボクシング
所属 極真会館
パンクラスMEGATON
→パンクラス
→パンクラスGARO
→TEAM GARO

野地 竜太(のじ りゅうた、1978年10月6日 - )は、日本のキックボクサー、総合格闘家。東京都世田谷区出身。TEAM GARO所属。

極真会館城西支部三軒茶屋道場所属。その後パンクラスへと移籍し、総合格闘技デビュー。2006年6月にパンクラスを退団。

来歴[]

1996年10月、極真会館主催の第28回全日本空手道選手権大会で黄帯ながらベテラン岩崎達也に右上段回し蹴りで一本勝ちし、敢闘賞を受賞した。

1998年11月、極真会館主催の第30回全日本空手道選手権大会に出場し、4位入賞。本大会において、岩崎達也と再戦し、前回同様に右上段回し蹴りで一本勝ちし返り討ちを果たした。

1999年3月25日、SRS藤原紀香番組卒業特番でのスペシャルワンマッチでニコラス・ペタスと対戦し、再延長終了時点で判定勝ちを収めた。

1999年11月、極真会館主催の第7回全世界空手道選手権大会に初出場。準々決勝でグラウベ・フェイトーザに判定負け。21歳にして7位入賞を果たした。

2000年、極真空手アメリカズカップで準優勝。この大会を最後に空手の稽古からはいったん離れ、キックボクシングの練習に主軸を置き始める。

キックボクシングの練習を始めて1か月半後の2000年11月29日、全日本キックボクシング連盟でのデビュー戦でDEION(新空手'98全日本重量級王者)を相手に1RKO勝ちを収めた。

2001年8月10日、全日本キックボクシング連盟で安部康博と対戦し、ダウンを奪っての3-0の判定勝ちを収めた。

2002年1月11日、「一撃」旗揚げ戦のメインイベントで武蔵と対戦し、0-2の判定負けを喫した。

2002年4月21日、K-1デビューとなった「K-1 BURNING 2002」でアンドリュー・ペックと対戦し、お互いダウンを奪い合い、0-1の判定ドローとなった。

2003年2月22日、「一撃」でユルゲン・クルトと対戦し、0-3の判定負けを喫した。

2003年7月、極真時代から怪我を抱えていた両足首の手術を行なった。

その後、総合格闘技の練習も始め、2004年3月18日、パンクラスMEGATONへの入団が発表された[1]

2004年6月6日、「第7回梶原一騎杯キックガッツ2004」で菊田早苗と総合ルールのエキシビションマッチを行なった。

2004年7月25日、パンクラスデビュー戦でコブス・ハイサマンと対戦。1R開始12秒、右フック一撃でKO負け。しかし同年11月7日、パンクラス2戦目の柳澤龍志戦では、3-0の判定勝ちを収めた。

2005年2月6日、「HEAT 1st」で、志村道場館長でありHEAT代表でもある志村民雄とエキシビションマッチを行なった[2]

2005年3月6日、パンクラスでセハク(当時パンクラスヘビー級ランキング1位)と対戦し、膝蹴りでKO勝ちを収めた。

2005年5月1日、パンクラスでオー・ジン・チョルと対戦。グラウンドのパンチで1RKO勝ちを収めた。

2005年5月、パンクラスMEGATONがパンクラスとの業務提携を解除し脱退したことを受け、パンクラスMEGATONからパンクラスへと移籍[3]。また7月10日にエルヴィス・シノシックと対戦予定であったが、練習中に右足首踵腓靱帯および後踵腓靱帯を損傷し欠場となった[4]

2005年11月4日、パンクラスでポアイ菅沼と対戦し、三角絞めにてギブアップ負け。この試合から所属を「パンクラスGARO」とした。「GARO(がろう)」という名前は夢枕獏の「餓狼伝」から付けられた(夢枕の許諾も得ている)[5]

2006年4月9日、パンクラス第2代ヘビー級王者決定トーナメント1回戦で杉浦貴と対戦。三日月蹴りをボディに見舞い、ガードの落ちた杉浦にハイキック、崩れ落ちた所へ踏みつけを浴びせて、レフェリーストップ勝ちを収めた。

2006年6月6日、トーナメント準決勝でアルボーシャス・タイガーと対戦予定であったが、5月26日の練習中に右拳を亀裂骨折し全治1か月と診断され、トーナメントを棄権した[6]

2006年6月14日、「契約を続行しがたい事由がある」としてパンクラスから解雇された。9月になって、野地が謝罪をしたことで「退団」扱いに訂正することが発表された[7][8]

2006年10月28日、「MARS 05」でセルゲイ・シュメトフと対戦し、パウンド連打によるタップアウト勝ちを収めた。

2007年3月23日、「HEAT 3rd」で恩田剛徳と総合格闘技ルールで対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2007年8月11日、「HEAT 4」でロイド・ヴァン・ダムとHEATキックルールで対戦し、0-3の判定負けを喫した。

2007年11月25日、「HEAT 5」でペック・アンドリューとHEATキックルールで対戦し、0-3の判定負けを喫した。

2008年3月30日、「HEAT 6」でホ・ミンソクと総合格闘技ルールで対戦。空手仕込みの前蹴りでボディを効かせ、相手選手の戦意喪失によるTKO勝ちを収めた。

2008年4月20日、新日本キックボクシング協会主催「TITANS NEOS III」で嚴士鎔と対戦。序盤、相手選手の蹴りが下腹部に入るなどのアクシデントがあったが、2ラウンドにKO勝ちを収めた。

2009年6月4日、香港・クイーンエリザベススタジアムで開催されたPlanet Battleでラマザン・ラマザノフと対戦し、0-3の判定負けを喫した。

2009年11月10日、「DEEP&CMA大感謝祭!」のCMA KPWヘビー級チャンピオン決定戦でライアン・グッドマンにTKO勝ちを収め、王座を獲得した。

2010年3月28日、「DEEP 46 IMPACT」で行なわれた初代DEEPライトヘビー級王者決定トーナメント1回戦で藤井克久と対戦。序盤、テイクダウンを決められるも、そこから逆にマウントを取り、パウンド連打にてTKO勝ちを収めた。なお、藤井はこの試合を持って引退を表明した。

2010年4月17日、「DEEP 47 IMPACT」で行なわれたトーナメント準決勝で井上俊介に5-0で判定勝ちするも、決勝で中西良行に0-5で判定負けし準優勝となった。

2010年5月、「日本空手道 野地道場」を立ち上げ、キックボクシングジム「LAILAPS東京北星ジム」内にてキッズ空手の指導を開始。

2010年7月24日、「GLADIATOR 8」のCMA KPWヘビー級王座防衛戦で濱田順平と対戦し、TKO勝ちで王座初防衛に成功した[9]

2010年10月24日、「DEEP 50 IMPACT」で元バレーボール選手の長尾浩志と対戦し、膝蹴りでTKO勝ちを収めた[10]

2011年3月6日、「GLADIATOR Gシリーズ15 "G-I 2"」のCMA KPWヘビー級タイトルマッチでソン・ヘソクと対戦し、パウンドによるTKO勝ちを収め2度目の王座防衛に成功した[11]

2011年8月26日、「DEEP 55 IMPACT」で森川修次と対戦し、パウンドによるTKO勝ちを収めた。

2012年2月18日、「DEEP 57 IMPACT ~12年目の現実~」で行なわれたセミファイナル・DEEPメガトン級タイトルマッチでレヴァン・ラズマゼと対戦し、腕ひしぎ十字固めによる一本負けを喫し王座獲得ならず[12]

戦績[]

キックボクシング[]

勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
市川公貴 3R終了 判定3-0 J-NETWORK「GET REAL in J-WORLD 4th」 2009年10月4日
× ラマザン・ラマザノフ 3R終了 判定0-3 Planet Battle Queen Elizabeth Stadium 2009年6月4日
× マグナム酒井 3分3R終了 判定0-3 マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 2009士道館新春興行
BREAK THROUGH-9 ~添野道場40周年記念大会~
2009年2月15日
嚴士鎔 2R 3:04 KO(パンチ連打) 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS III」 2008年4月20日
× ペック・アンドリュー 3分3R終了 判定0-3 HEAT 5【キックボクシングルール】 2007年11月25日
× ロイド・ヴァン・ダム 3分3R終了 判定0-3 HEAT 4【キックボクシングルール】 2007年8月11日
× ユルゲン・クルト 3分5R終了 判定0-3 一撃 2.22 ICHIGEKI 2003年2月22日
× 中迫剛 3分3R終了 判定0-3 K-1 ANDY SPIRITS 2002 ~JAPAN GP 決勝戦~
【K-1 JAPAN GP 1回戦】
2002年9月22日
アンドリュー・ペック 3分5R終了 判定0-1 K-1 BURNING 2002 ~広島初上陸~ 2002年4月21日
× 武蔵 3分5R終了 判定0-2 一撃 1.11 ICHIGEKI 2002年1月11日
エドウィン・ガーテンバック 1R 1:59 KO(右アッパー) 全日本キックボクシング連盟「GO AHEAD!」 2001年10月12日
安部康博 3R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟「HOT SHOT」 2001年8月10日
DEION 1R 2:48 KO(右フック) 全日本キックボクシング連盟「LEGEND-X」 2000年11月29日

総合格闘技[]

総合格闘技 戦績
22 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
15 11 0 4 0 0 0
7 3 2 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
× レヴァン・ラズマゼ 1R 3:16 腕ひしぎ十字固め DEEP 57 IMPACT ~12年目の現実~
【DEEPメガトン級タイトルマッチ】
2012年2月18日
カルロス・トヨタ 5分2R終了 判定3-0 GLADIATOR 25
【CMA KPWヘビー級タイトルマッチ】
2011年10月30日
森川修次 1R 2:56 TKO(タオル投入:パウンド) DEEP 55 IMPACT 2011年8月26日
ソン・ヘソク 1R 1:03 TKO(パウンド) GLADIATOR Gシリーズ15 "G-I 2"
【CMA KPWヘビー級タイトルマッチ】
2011年3月6日
長尾浩志 1R 1:33 TKO(膝蹴り) DEEP 50 IMPACT ~10年目の奇跡~ 2010年10月24日
濱田順平 1R 2:11 TKO(レフェリーストップ:パウンド) GLADIATOR 8
【CMA KPWヘビー級タイトルマッチ】
2010年7月24日
× 中西良行 5分2R終了 判定0-5 DEEP 47 IMPACT
【初代DEEPライトヘビー級王者決定トーナメント 決勝】
2010年4月17日
井上俊介 5分2R終了 判定5-0 DEEP 47 IMPACT
【初代DEEPライトヘビー級王者決定トーナメント 準決勝】
2010年4月17日
藤井克久 1R 3:18 TKO(パウンド) DEEP 46 IMPACT
【初代DEEPライトヘビー級王者決定トーナメント 1回戦】
2010年2月28日
ライアン・グッドマン 2R 3:54 TKO(タオル投入) DEEP&CMA大感謝祭!
【CMA KPWヘビー級チャンピオン決定戦】
2009年11月10日
× 戦闘竜 1R 1:14 KO(右フック→パウンド) HEAT 9【ヘビー級トーナメント 準決勝】 2009年3月28日
× ヤン・ドンイ 2R 3:46 TKO(パウンド) HEAT 8【ヘビー級トーナメント 1回戦】 2008年12月14日
ホ・ミンソク 2R 0:01 TKO(タオル投入) HEAT 6【総合格闘技ルール】 2008年3月30日
恩田剛徳 5分3R終了 判定3-0 HEAT 3rd【総合格闘技ルール】 2007年3月23日
× エドモンド・カバウカンチ・ジュニオール 5分3R終了 判定0-2 MARS 06 "RAPID FIRE" 2006年12月22日
セルゲイ・シュメトフ 1R 3:39 パウンド MARS 05 "MARCHING ON" 2006年10月28日
杉浦貴 1R 3:25 KO(踏みつけ) パンクラス PANCRASE 2006 BLOW TOUR 2006年4月9日
× ポアイ菅沼 1R 3:12 三角絞め パンクラス PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR 2005年11月4日
オー・ジン・チョル 1R 1:44 KO(パウンド) パンクラス PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR 2005年5月1日
セハク 1R 4:25 KO(膝蹴り) パンクラス PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR 2005年3月6日
柳澤龍志 5分3R終了 判定3-0 パンクラス PANCRASE 2004 BRAVE TOUR 2004年11月7日
× コブス・ハイサマン 1R 0:12 KO(右フック) パンクラス PANCRASE 2004 BRAVE TOUR 2004年7月25日

空手[]

勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
× セルジオ・ダ・コスタ 判定 アメリカズカップ2000
【決勝戦】
2000年9月23日
本間唯志 判定 アメリカズカップ2000
【準決勝】
2000年9月23日
ザンデル・ササキ 判定 アメリカズカップ2000 2000年9月23日
ティンク・チョードリ 判定 アメリカズカップ2000 2000年9月23日
モハメド 一本 アメリカズカップ2000 2000年9月23日
× グラウベ・フェイトーザ 判定 極真空手全世界空手道選手権大会
【準々決勝】
1999年11月
セルジオ・ダ・コスタ 判定 極真空手全世界空手道選手権大会 1999年11月
ニコラス・ペタス 判定 SRS藤原紀香番組卒業特番 スペシャルワンマッチ 1999年3月25日
× 木山仁 判定 第30回極真空手全日本選手権大会
【3位決定戦】
1998年11月
× 田村悦宏 判定 第30回極真空手全日本選手権大会
【準決勝】
1998年11月
岩崎達也 一本(右上段回し蹴り) 第30回極真空手全日本選手権大会 1998年11月
× ウォルター・シュナーベルト 判定 第28回極真空手全日本選手権大会 1996年10月
岩崎達也 一本(右上段回し蹴り) 第28回極真空手全日本選手権大会 1996年10月

脚注[]

外部リンク[]

Wikipedia[]

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