城戸 康裕 | |
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本名 | 城戸 康裕 |
通称 | 金色のヒットマン |
性別 | 男性 |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1982年12月25日(41歳) |
出身地 | 神奈川県 |
身長 | 181cm |
体重 | 70kg |
リーチ | |
階級 | ミドル級(K-1、MJKF) |
スタイル | キックボクシング ムエタイ |
所属 | 谷山ジム |
城戸 康裕(きど やすひろ、1982年12月25日 - )は、日本のキックボクサー。神奈川県出身。谷山ジム所属。
獲得タイトル[]
- プロ
- 第8代マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟日本ミドル級王座
- K-1 WORLD MAX 2008 日本代表決定トーナメント 日本王者
- アマチュア
- 全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王座(2001年)
- 全日本学生キックボクシング連盟ミドル級王座(2002年)
受賞歴[]
人物[]
- 俳優の城戸裕次は従兄。
来歴[]
幼少期[]
中学時代は陸上部に所属し、短距離走の選手をしていた。中学卒業後にテレビでK-1の存在を知り、高校入学後にキックボクシングのジムに入門。
大学時代[]
国士舘大学キックボクシング部に所属。全日本学生キックボクシング連盟主催の後楽園ホールでの試合に出場し経験を積む。
2001年、全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王座を獲得した。
2002年、全日本学生キックボクシング連盟ミドル級王座を獲得。2階級制覇達成。
2003年5月3日、第14回全日本新空手道選手権大会K-2トーナメント中量級に出場し、第3位となった[2]。
プロ転向後[]
2003年9月14日、マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟でプロデビュー。
2005年5月4日、K-1 WORLD MAXのオープニングファイトに出場し、山本優弥と対戦。ダウンを奪われ判定負けした。
2006年12月3日、MAキック興行でK.ルイスと日本ミドル級王座決定戦で対戦し、4R左肘打ちによるカットでTKO勝ち。ミドル級王座を獲得した。
2007年6月10日、MAキック興行でシュートボクシングの宍戸大樹と対戦し、3-0の判定勝ち。2Rには顔面への膝蹴りでダウンを奪っていた。この試合は後にMA日本年間最高試合賞に選ばれた。9月24日、「120th ANNIVERSARY OF JAPAN-THAILAND ~MUAY THAI HEARTY SMILES~」で行なわれたM-1ミドル級タイトルマッチで我龍真吾(王者)と対戦し、判定負け。12月2日、MAキック興行で白須康仁に判定勝ち。試合後のリング上で「K-1のオープニングファイトで2勝1敗して、昨年の日本トーナメント出場者の宍戸選手と白須選手の2人に勝ったので、そろそろトーナメントに出してください。谷川プロデューサー、お願いします」と参戦をアピールし、後日トーナメント参戦が決定。
2008年2月2日、「K-1 WORLD MAX 2008 ~日本代表決定トーナメント~」に出場。1回戦で尾崎圭司と対戦し、3R終盤にダウンを奪い3-0の判定勝ち。準決勝ではアンディ・オロゴンと対戦し、3-0の判定勝ち。決勝ではHAYATOと対戦し、ダウンの奪い合いとなり、KO勝ち。優勝を果たした。
2008年4月9日、「K-1 WORLD MAX 2008 FINAL16」のトーナメント1回戦でイム・チビンと対戦し、1R開始40秒、カウンターの右膝蹴りでKO勝ちを収めた。
2008年4月29日、MA日本興行「BREAK THROUGH-3 ~突破口~」に来場し、同団体理事長の宮川拳吾から激励賞を贈呈された。
2008年7月7日、K-1 WORLD MAX 2008 FINAL8のトーナメント準々決勝でアルトゥール・キシェンコと対戦し、0-3の判定負けを喫した。
2008年10月1日、「K-1 WORLD MAX 2008 FINAL」のトーナメントリザーブファイトでアルバート・クラウスと対戦。1R終了間際に膝蹴りを受け眉間付近をカット、2Rに再度膝蹴りを受け出血がひどくなりドクターストップとなりTKO負けを喫した。
2009年2月23日、「K-1 WORLD MAX 2009 ~日本代表決定トーナメント~」に出場。1回戦で日菜太と対戦。序盤から日菜太のミドルやローを何度も浴びるなど劣勢に陥る。2Rには一瞬の隙からダウンを奪うも、度重なるミドルキックで右腕が使えなくなり、以降手数で圧倒されて延長0-3で判定負け。しかし日菜太の負傷によって準決勝に進出し、小比類巻太信と対戦。痛めた右腕を庇いながら懸命に戦うも、2Rに2度のダウンを喫しKO負けを喫した。
2009年4月21日、「K-1 WORLD MAX 2009 FINAL16」のリザーブファイトでイ・スファンと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。当初トーナメント1回戦に出場予定であった小比類巻の負傷欠場により山本優弥がリザーブファイトから本戦へ繰り上がりとなったため、城戸がリザーブファイトに出場することになった[3]。
2009年7月13日、「K-1 WORLD MAX 2009 FINAL8」のリザーブファイトでリーロイ・ケスナーと対戦。3Rにケスナーの右足への左フック(城戸は「ローパンチ」と命名[4])で2度ダウンを奪い判定勝ちを収めた。
2009年10月26日、「K-1 WORLD MAX 2009 FINAL」のリザーブファイトで佐藤嘉洋と対戦。2Rに一度ずつダウンを奪い合うも、最後は右フックでダウンを奪われKO負けとなった。
2010年3月27日、「K-1 WORLD MAX 2010 ~-70kg Japan Tournament~」の1回戦で龍二と対戦し、1Rにダウンを奪われその後盛り返したものの、0-2の判定負けを喫した。
2010年9月23日、谷山ジム「Big bang 3 ~ビッグバン 統一への道 其の参~」のメインイベントで我龍真吾と3年ぶりに再戦し、3-0の判定勝ちでリベンジに成功した[5]。
2011年2月5日、谷山ジム「ビッグバン・統一への道 其の四」のメインイベントで北山高与志と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[6]。
2011年5月15日、谷山ジム「ビッグバン・統一への道 其の五」のメインイベントで濱崎一輝と対戦し、3-0の判定勝ち[7]。当初は総合格闘家のセルゲイ・ゴリアエフと対戦予定であったが[8]、ゴリアエフの負傷欠場により対戦相手が変更された[9]。
2011年9月25日、「K-1 WORLD MAX 2011 ~-70kg Japan Tournament FINAL~」に出場。1回戦で健太と対戦し、0-2の判定負けを喫した[10]。
戦績[]
プロキックボクシング[]
キックボクシング 戦績 | ||||||
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38試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
24勝 | 10 | 14 | 0 | 1 | 0 | |
13敗 | 5 | 8 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | イベント名 | 開催年月日 |
× | 健太 | 3R終了 判定0-2 | K-1 WORLD MAX 2011 ~-70kg Japan Tournament FINAL~ 【1回戦】 |
2011年9月25日 |
○ | 濱崎一輝 | 3R終了 判定3-0 | 谷山ジム「ビッグバン・統一への道 其の五」 | 2011年5月15日 |
○ | 北山高与志 | 3R終了 判定3-0 | 谷山ジム「ビッグバン・統一への道 其の四」 | 2011年2月5日 |
○ | 我龍真吾 | 3R終了 判定3-0 | 谷山ジム「Big bang 3 ~ビッグバン 統一への道 其の参~」 | 2010年9月23日 |
○ | キム・ウジュン | 1R 1:35 KO(左ハイキック) | 谷山ジム「Big bang 2 ~ビッグバン 統一への道 其の弐~」 | 2010年7月31日 |
× | ヴァヒド・ロシャニ | 3R終了 判定0-3 | K-1 WORLD MAX 2010 ~-63kg Japan Tournament 1st Round~ 【スーパーファイト】 |
2010年5月2日 |
× | 龍二 | 3R終了 判定0-2 | K-1 WORLD MAX 2010 ~-70kg Japan Tournament~ 【1回戦】 |
2010年3月27日 |
× | 佐藤嘉洋 | 2R 2:23 KO(2ノックダウン:右フック) | K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL 【リザーブファイト】 |
2009年10月26日 |
○ | リーロイ・ケスナー | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL8 【リザーブファイト】 |
2009年7月13日 |
○ | イ・スファン | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL16 【リザーブファイト】 |
2009年4月21日 |
× | 小比類巻太信 | 2R 0:58 KO(2ノックダウン:右フック) | K-1 WORLD MAX 2009 ~日本代表決定トーナメント~ 【準決勝】 |
2009年2月23日 |
× | 日菜太 | 3R+延長R終了 判定0-3 | K-1 WORLD MAX 2009 ~日本代表決定トーナメント~ 【1回戦】 |
2009年2月23日 |
× | アルバート・クラウス | 2R 0:48 TKO(ドクターストップ:眉間カット) | K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINAL 【リザーブファイト】 |
2008年10月1日 |
× | アルトゥール・キシェンコ | 3R終了 判定0-3 | K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINAL8 【準々決勝】 |
2008年7月7日 |
○ | イム・チビン | 1R 0:40 KO(右膝蹴り) | K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINAL16 【1回戦】 |
2008年4月9日 |
○ | HAYATO | 1R 1:07 KO(3ノックダウン:右ストレート) | K-1 WORLD MAX 2008 ~日本代表決定トーナメント~ 【決勝】 |
2008年2月2日 |
○ | アンディ・オロゴン | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD MAX 2008 ~日本代表決定トーナメント~ 【準決勝】 |
2008年2月2日 |
○ | 尾崎圭司 | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD MAX 2008 ~日本代表決定トーナメント~ 【1回戦】 |
2008年2月2日 |
○ | 白須康仁 | 3R終了 判定2-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「BREAKDOWN-8 ~打破~ MA.KICK祭り CHAMPION CARNIVAL」 | 2007年12月2日 |
× | 我龍真吾 | 5R終了 判定0-3 | M-1 日タイ修好120周年記念イベント 120th ANNIVERSARY OF JAPAN-THAILAND ~MUAY THAI HEARTY SMILES~ 【M-1ミドル級タイトルマッチ】 |
2007年9月24日 |
○ | 宍戸大樹 | 5R終了 判定3-0 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「BREAKDOWN-5 ~打破~ 新東金ジム29周年記念 戦場の狼3」 | 2007年6月10日 |
○ | 蜜山剛三 | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD MAX 2007 ~世界最終選抜~ 【オープニングファイト】 |
2007年4月4日 |
○ | 川端健司 | 1R 2:26 KO(3ノックダウン:右ストレート) | K-1 WORLD MAX 2007 ~日本代表決定トーナメント~ 【オープニングファイト】 |
2007年2月5日 |
○ | K.ルイス | 4R 1:44 TKO(ドクターストップ:頭部のカット) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「SURPRISING-8 ~MA連盟祭 オールタイトルマッチ~」 【MA日本ミドル級王座決定戦】 |
2006年12月3日 |
○ | 赤嶺松男 | 3R 0:13 KO(左ハイキック) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「SURPRISING 6th 新東金ジム28周年記念 ~戦場の狼2~」 | 2006年8月6日 |
△ | 赤嶺松男 | 2R 2:11 負傷判定1-0 | Wカプセル 【キックボクシングルール】 |
2006年6月11日 |
× | K.ルイス | 3R+延長1R終了 判定0-3 | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「SURPRISING-3rd」 | 2006年4月29日 |
○ | 左禅丸 | 3R終了 判定3-0 | Wカプセル Vol.1 【キックボクシングルール】 |
2006年1月28日 |
× | 水谷秀樹 | 3R 0:48 KO(左ハイキック) | R.I.S.E. DEAD or ALIVE Tournament '05 【1回戦】 |
2005年12月18日 |
○ | 拳士 | 2R 1:30 TKO(タオル投入:額のカット) | IKUSA GP -U60 SUPERSTAR☆Z TOURNAMENT -FINAL STAGE- | 2005年9月19日 |
× | 山本優弥 | 3R終了 判定0-3 | K-1 WORLD MAX 2005 ~世界一決定トーナメント開幕戦~ 【オープニングファイト】 |
2005年5月4日 |
○ | 剣 | 2R 2:32 KO(左ハイキック) | IKUSA YGZ04 ~BIRD-BASE~ | 2005年3月12日 |
× | 菊池浩一 | 2R 1:44 KO(2ノックダウン:左ローキック) | R.I.S.E. DEAD or ALIVE Tournament '04 【1回戦】 |
2004年12月19日 |
○ | 山内哲也 | 3R終了 判定3-0 | R.I.S.E. X | 2004年10月31日 |
○ | 井上慎一郎 | 3R終了 判定3-0 | R.I.S.E. VII | 2004年4月29日 |
○ | デビル荒川 | 2R 2:54 KO(2ノックダウン:パンチとローキックのラッシュ) | FUTURE FIGHTER IKUSA 5 ~乱~ MONKEYMAGIC | 2004年1月24日 |
○ | 山辺英人 | 3R終了 判定3-0 | IKUSA「YOUNG GUNNERS 2」 | 2003年11月16日 |
○ | 入江達郎 | 2R 0:45 KO(2ノックダウン:パンチ連打) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「EXPLOSION-3 ~挑戦者決定戦最終章~」 | 2003年9月14日 |
エキシビションマッチ[]
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | イベント名 | 開催年月日 |
- | 久保優太 | 2分2R | 谷山ジム「ビッグバン・統一への道 其の六」 | 2011年8月21日 |
- | 廣虎 | 2分3R | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「BREAK-9 ~MA日本ランキング戦~」 | 2011年1月16日 |
- | 谷山俊樹 | 3分2R | 激突III | 2010年11月3日 |
- | ノッパデッソーン・チュワッタナ | - | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「谷山ジム25周年記念興行 ビッグ・バン ~統一への道」 | 2010年3月28日 |
○ | 北見朋久 | 2R 0:53 一本(エロ本腕ひしぎ十字固め) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「BREAK THROUGH-11 ~突破口~」 | 2009年6月14日 |
脚注[]
- ↑ [MAキック] 城戸康裕、2007年度MVP&最高試合賞のダブル受賞 BoutReview 2008年1月8日
- ↑ 第14回 全日本新空手道選手権大会 新空手道連盟公式サイト
- ↑ 小比類巻、無念の欠場…山本優弥が本戦繰り上げ! K-1公式サイト 2009年4月13日
- ↑ K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament -FINAL8-:第9試合 K-1公式サイト
- ↑ 【ビッグバン】城戸康裕、我龍真吾へのリベンジ成功!K-1ユースの谷山がISKA王者に 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年9月23日
- ↑ 【ビッグバン】城戸康裕がダウンを奪って完勝「K-1チャンピオンに返り咲く」 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年2月5日
- ↑ 【ビッグバン】城戸、駿太、俊樹の谷山トリオが揃って勝利!HIROYAも完勝 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年5月15日
- ↑ 【ビッグバン】5・15城戸康裕、五味隆典に勝った男とメインで激突 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年4月11日
- ↑ [ビッグバン] 城戸・駿太・HIROYA・谷山俊樹ら出場:5.15 有明 BoutReview 2011年4月25日
- ↑ 【K-1MAX】名城裕司がクラウス、森田崇文、山本優弥を破ってトーナメント制覇! 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年9月25日
関連項目[]
- K-1王者一覧
外部リンク[]
Wikipedia[]
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