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國奥 麒樹真
本名 國奥 道明
通称 ライト級の影武者
性別 男性
国籍 日本
誕生日 1976年11月12日(47歳)
出身地 大阪府大阪市
身長 173cm
体重 78kg
リーチ
階級 ライト級ウェルター級
スタイル 総合格闘技
所属 プロフェッショナルレスリング藤原組(練習生)
パンクラス
→パンクラス東京道場
→パンクラス横浜道場
→パンクラスism
→フリー

國奥 麒樹真(くにおく きうま、1976年11月12日 - )は、日本総合格闘家。本名は國奥 道明(くにおく みちあき)。大阪府大阪市出身。フリー。

来歴[]

1992年、中学卒業と同時に、プロフェッショナルレスリング藤原組に入団し練習生となったが、同年12月に多くの所属選手が離脱したのに帯同[1]。翌1993年パンクラス旗揚げに伴い、國奥もパンクラスに練習生として所属する。当時は名前を國奥将竜としていた。

1996年1月28日、リングネームを國奥麒樹真と改め、渋谷修身戦でプロデビュー。既にトップとして活躍していたフランク・シャムロックガイ・メッツァーを下すなどしてパンクラスの主力選手となった。近藤有己渋谷修身と並び「ハイブリッド三銃士」と呼ばれていた。

2001年12月1日、パンクラスミドル級王者ネイサン・マーコートに挑戦し、2-0の判定勝ちで王座を獲得した[2]

2002年5月28日、初代ウェルター級王者決定トーナメント1回戦で岩崎英明に3-0の判定勝ち[3]。7月28日、準決勝で大石幸史に3-0の判定勝ちを収め、決勝では伊藤崇文に腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めウェルター級王座を獲得、ミドル級王座との同時制覇に成功した[4]

2002年9月29日、ウェルター級王座防衛戦で長岡弘樹と対戦し、チョークスリーパーで一本勝ちを収めウェルター級王座の初防衛に成功した[5]

2002年12月21日、ミドル級王座防衛戦でネイサン・マーコートと再戦し、右膝蹴りでKO負けを喫し、ミドル級王座の初防衛に失敗した[6]

2003年5月、アブダビコンバット77kg未満級に出場。1回戦でマルセロ・ガッシアにバックからのチョークスリーパーで一本負け。

2003年7月1日、パンクラスMISSIONに移籍した前道場長鈴木みのるに代わり、パンクラスismの道場長に就任した[7]

2003年11月30日、ウェルター級王座防衛戦で芹澤健市と対戦し、3-0の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[8]

2004年8月30日付けでパンクラスを退団した。当時パンクラスismの道場長も務めていたが、フリーとなった。退団理由について、「パンクラスにいると守られてしまい、自分の価値がわからない。一から実力を試したい」と述べた[9]。同時に保持していたウェルター級王座の返上も申し出ていたが、9月21日付けで正式に受理された[10]

2005年7月6日、初参戦となったHERO'Sホドリゴ・グレイシーと対戦し、判定負け。その後もHERO'S参戦するも1勝3敗と結果は振るわなかった。

2006年12月20日、DEEP初参戦となったDEEP 27 IMPACTでファブリシオ・"ピットブル"・モンテイロと対戦したが、チョークスリーパーで一本負け。

2007年7月8日、DEEP 30 IMPACTにおいて中尾受太郎と対戦し、1-1の判定ドロー。

2007年10月9日、DEEP 32 IMPACTにおいて池本誠知と対戦し、0-1の判定ドロー。

2008年9月28日、戦極初参戦となった戦極 ~第五陣~クォン・アソルと対戦し、判定勝ち。約2年ぶりの勝利を収めた。だが、試合後、戦極の國保尊弘広報に「負けを恐れず、前に出てもらいたい」と酷評された[11]

2010年3月7日、SRC12レオ・サントスと対戦し、チョークスリーパーで一本負け。

2010年10月30日、SRC15真騎士と対戦し、パウンドによるTKO負けを喫した[12]。当初真騎士と対戦予定であったレオ・サントスが頸椎損傷および首のヘルニアにより欠場となったため、代理出場となった[13]

戦績[]

総合格闘技 戦績
65 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
32 3 11 18 0 9 0
24 8 3 13 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
× 真騎士 1R 4:26 TKO(右フック→パウンド) SRC15 2010年10月30日
× レオ・サントス 1R 3:06 チョークスリーパー SRC12 2010年3月7日
クォン・アソル 5分3R終了 判定3-0 戦極 ~第五陣~ 2008年9月28日
池本誠知 5分3R終了 判定0-1 DEEP 32 IMPACT 2007年10月9日
中尾受太郎 5分3R終了 判定1-1 DEEP 30 IMPACT 2007年7月8日
× ファブリシオ・"ピットブル"・モンテイロ 1R 4:41 チョークスリーパー DEEP 27 IMPACT 2006年12月20日
× アントニオ・マッキー 5分2R終了 判定0-3 HERO'S 2006【オープニングファイト】 2006年3月15日
チョ・ジョンファン 1R 2:01 チョークスリーパー HERO'S 2005 in SEOUL 2005年11月5日
× 菊地昭 5分2R+延長R終了 判定0-3 HERO'S 2005 ミドル級世界最強王者決定トーナメント準決勝 2005年9月7日
× ホドリゴ・グレイシー 5分2R終了 判定0-3 HERO'S 2005 ミドル級世界最強王者決定トーナメント 2005年7月6日
× 竹内出 5分3R終了 判定0-2 パンクラス PANCRASE 2004 BRAVE TOUR 2004年4月23日
× 三崎和雄 2R 1:31 TKO(左目尻カット) パンクラス PANCRASE 2004 BRAVE TOUR 2004年2月6日
芹澤健市 5分3R終了 判定3-0 パンクラス PANCRASE 2003 HYBRID TOUR
【ウェルター級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ】
2003年11月30日
× クラウスレイ・グレイシー 5分3R終了 判定0-3 パンクラス PANCRASE 2003 HYBRID TOUR 2003年8月31日
稲垣克臣 1R 4:10 チョークスリーパー パンクラス PANCRASE 2003 HYBRID TOUR 2003年6月22日
門馬秀貴 5分2R終了 判定3-0 パンクラス PANCRASE 2003 HYBRID TOUR 2003年4月12日
× ネイサン・マーコート 3R 4:36 KO(右膝蹴り) パンクラス PANCRASE 2002 SPIRIT TOUR
【ミドル級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ】
2002年12月21日
長岡弘樹 3R 4:36 チョークスリーパー パンクラス PANCRASE 2002 SPIRIT TOUR
【ウェルター級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ】
2002年9月29日
伊藤崇文 1R 4:59 腕ひしぎ十字固め パンクラス PANCRASE 2002 SPIRIT TOUR
【初代ウェルター級王者決定トーナメント 決勝】
2002年7月28日
大石幸史 5分2R+延長R終了 判定3-0 パンクラス PANCRASE 2002 SPIRIT TOUR
【初代ウェルター級王者決定トーナメント 準決勝】
2002年7月28日
岩崎英明 5分2R終了 判定3-0 パンクラス PANCRASE 2002 SPIRIT TOUR
【初代ウェルター級王者決定トーナメント 1回戦】
2002年5月28日
ネイサン・マーコート 5分3R終了 判定2-0 パンクラス PANCRASE 2001 PROOF TOUR
【ミドル級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ】
2001年12月1日
上山龍紀 5分2R終了 判定2-0 パンクラス PANCRASE 2001 PROOF TOUR 2001年9月30日
ショーン・シャーク 5分3R終了 判定0-0 パンクラス PANCRASE 2001 PROOF TOUR 2001年7月29日
マシュー・ニコー 2R 3:35 アームロック パンクラス PANCRASE 2001 PROOF TOUR 2001年6月26日
高瀬大樹 5分3R終了 判定2-0 パンクラス PANCRASE 2001 PROOF TOUR 2001年3月31日
ネイサン・マーコート 20分終了 判定1-0 パンクラス PANCRASE 2000 TRANS TOUR
【ミドル級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ】
2000年12月4日
× ネイサン・マーコート 10分終了 判定0-3 パンクラス PANCRASE 2000 TRANS TOUR
【ミドル級ランキングトーナメント 準決勝】
2000年9月24日
マット・リー 4:15 腕ひしぎ十字固め パンクラス PANCRASE 2000 TRANS TOUR
【ミドル級ランキングトーナメント 1回戦】
2000年6月26日
ショーニー・カーター 10分+延長3分終了 判定0-0 パンクラス PANCRASE 2000 TRANS TOUR 2000年4月30日
須藤元気 10分+延長3分終了 判定3-0 パンクラス PANCRASE 2000 TRANS TOUR 2000年2月27日
レイン・アンドリュース 14:44 腕ひしぎ十字固め パンクラス PANCRASE 1999 BREAKTHROUGH TOUR
【パンクラチオン・マッチ】
1999年12月18日
× 近藤有己 0:34 TKO(レフェリーストップ) パンクラス PANCRASE 1999 BREAKTHROUGH TOUR
【キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ】
1999年9月18日
山宮恵一郎 15分終了 判定(ポイント1-0) パンクラス PANCRASE 1999 BREAKTHROUGH TOUR 1999年5月23日
近藤有己 15分終了 判定3-0 パンクラス PANCRASE 1999 BREAKTHROUGH TOUR 1999年3月9日
渡辺大介 3:58 アームロック パンクラス PANCRASE 1999 BREAKTHROUGH TOUR 1999年2月11日
× ジェイソン・デルーシア 15分終了 判定(ポイント0-1) パンクラス PANCRASE 1999 BREAKTHROUGH TOUR 1999年1月19日
石井大輔 10分終了 判定3-0 パンクラス PANCRASE 1998 ADVANCE TOUR 1998年11月29日
船木誠勝 15分終了 判定(ポイント1-0) パンクラス PANCRASE 1998 ADVANCE TOUR 1998年10月26日
× エヴァン・タナー 20分終了 判定(ポイント0-2) パンクラス PANCRASE 1998 ADVANCE TOUR 1998年9月14日
× リオン・ダイク 3:57 KO(キック) パンクラス PANCRASE 1998 ADVANCE TOUR 1998年6月2日
× エイドリアン・セラーノ 10分+延長3分終了 判定0-2 パンクラス PANCRASE 1998 ADVANCE TOUR 1998年4月26日
渋谷修身 20分終了 判定2-0 パンクラス PANCRASE 1998 ADVANCE TOUR 1998年3月1日
近藤有己 10分+延長3分終了 判定1-0 パンクラス PANCRASE 1998 ADVANCE TOUR 1998年2月6日
窪田幸生 7:52 腕ひしぎ十字固め パンクラス PANCRASE 1998 ADVANCE TOUR 1998年1月16日
× 金宗王 0:21 フロントチョーク パンクラス PANCRASE 1997 ALIVE TOUR 1997年12月20日
× ガイ・メッツァー 11:12 TKO(レフェリーストップ) パンクラス PANCRASE 1997 ALIVE TOUR 1997年10月29日
ジョン・ローバー 10分終了 判定(ポイント1-0) パンクラス PANCRASE 1997 ALIVE TOUR 1997年9月6日
長谷川悟史 9:07 足首固め パンクラス PANCRASE 1997 ALIVE TOUR 1997年8月9日
× ジェイソン・デルーシア 18:51 TKO(ドクターストップ) パンクラス PANCRASE 1997 ALIVE TOUR 1997年6月18日
山宮恵一郎 10分終了 判定1-0 パンクラス PANCRASE 1997 ALIVE TOUR 1997年5月24日
× バス・ルッテン 15分終了 判定(ポイント0-1) パンクラス PANCRASE 1997 ALIVE TOUR 1997年4月27日
ヘイガー・チン 7:44 腕ひしぎ十字固め パンクラス PANCRASE 1997 ALIVE TOUR 1997年3月22日
× 近藤有己 20分終了 判定1-2 パンクラス PANCRASE 1997 ALIVE TOUR 1997年1月17日
フランク・シャムロック 20分終了 判定3-0 パンクラス PANCRASE TOUR 1996 TRUTH 1996年12月15日
長谷川悟史 5:32 TKO(ポイントアウト) パンクラス PANCRASE TOUR 1996 TRUTH 1996年11月9日
山宮恵一郎 1:38 腕ひしぎ十字固め パンクラス PANCRASE TOUR 1996 TRUTH 1996年10月22日
ガイ・メッツァー 10分終了 判定2-1 パンクラス PANCRASE TOUR 1996 TRUTH 1996年10月8日
× 山田学 8:29 フロントチョーク パンクラス PANCRASE TOUR 1996 TRUTH 1996年9月7日
× ピート・ウィリアムス 10分終了 判定0-3 パンクラス PANCRASE TOUR 1996 TRUTH
【ネオブラッドトーナメント 1回戦】
1996年7月22日
伊藤崇文 10分終了 判定(ポイント1-0) パンクラス PANCRASE TOUR 1996 TRUTH 1996年6月25日
近藤有己 10分終了 判定0-1 パンクラス PANCRASE TOUR 1996 TRUTH 1996年5月16日
× ジェイソン・デルーシア 15分終了 判定(ポイント0-3) パンクラス PANCRASE TOUR 1996 TRUTH 1996年4月7日
伊藤崇文 0:54 TKO(レフェリーストップ) パンクラス PANCRASE TOUR 1996 TRUTH 1996年3月2日
渋谷修身 10分終了 判定1-1 パンクラス PANCRASE TOUR 1996 TRUTH 1996年1月28日

獲得タイトル[]

  • パンクラス 第2代ミドル級キング・オブ・パンクラシスト
  • パンクラス 初代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト

脚注[]

  1. 格闘技通信 1993年2月23日号 4-7頁
  2. [パンクラス]近藤強し! 郷野を病院送り BoutReview 2001年12月5日
  3. [パンクラス] 5.28 後楽園:美濃輪、本当に大丈夫なのか? BoutReview 2002年5月28日
  4. [パンクラス] 7.28 後楽園 (ウェルタートーナメント):國奥が二冠達成 BoutReview 2002年7月30日
  5. [パンクラス] 9.29 横浜:GRABAKA佐々木、スティーブリングと打撃戦 BoutReview 2002年9月29日
  6. [パンクラス] 12.21 有明:郷野が爆弾発言。國奥×マーコート決着 BoutReview 2002年12月21日
  7. [パンクラス] 國奥、パンクラスismの新道場長に就任 BoutReview 2003年7月3日
  8. [パンクラス] 11.30 両国:近藤、菊田を左フックでノックアウト BoutReview 2003年11月30日
  9. [パンクラス] 國奥が退団しフリーに。ウェルター級王座も返上へ BoutReview 2004年8月30日
  10. [パンクラス] 國奥のウェルター級王座返上を正式受理。空位に BoutReview 2004年9月22日
  11. 國保広報が「戦極~第五陣~」を総括 スポーツナビ 2008年9月29日
  12. 【SRC戦極】泉浩が石井慧との対戦をアピール!ウェルター級GP決勝は中村VS榎本 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年10月30日
  13. 【SRC戦極】10・30レオ・サントスが首の負傷により欠場、國奥が真騎士と対戦 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年10月25日

関連項目[]

外部リンク[]

前王者
ネイサン・マーコート
第2代パンクラスミドル級王者

2001年12月1日 - 2002年12月21日

次王者
ネイサン・マーコート
初代
 
初代パンクラスウェルター級王者

2002年7月28日 - 2004年9月21日(返上)

空位
次タイトル獲得者
石毛大蔵

Wikipedia[]

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