ラシャド・エヴァンス | |
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本名 | ラシャド・アントン・エヴァンス (Rashad Anton Evans) |
通称 | シュガー(Sugar) |
性別 | 男性 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
誕生日 | 1979年9月25日(44歳) |
出身地 | ニューヨーク州ナイアガラフォールズ |
身長 | 180cm |
体重 | 93kg |
リーチ | 191cm |
階級 | ライトヘビー級 |
スタイル | ガイドージュツ ボクシング レスリング |
所属 | ジャクソンズMMA →インペリアル・アスレチックス |
ラシャド・エヴァンス(Rashad Evans、1979年9月25日 - )は、アメリカ合衆国の総合格闘家。ニューヨーク州ナイアガラフォールズ出身。インペリアル・アスレチックス所属。
獲得タイトル[]
来歴[]
高校時代にアメリカンフットボールやレスリングなどを経験後、ボクシング、ガイドージュツをベースに2004年4月10日に総合格闘技デビュー(24歳6か月)。
2005年、UFCのリアリティ番組「The Ultimate Fighter」のシーズン2に出演。リッチ・フランクリンのチームに所属し、トム・マーフィー、マイク・ホワイトヘッド、キース・ジャーディンに判定勝ちを収めヘビー級の決勝に進出を果たした。11月5日に行なわれた決勝ではブラッド・アイムズに2-1の判定勝ちを収め、UFCとの契約を獲得した。
2006年9月23日、「UFC 63」でジェイソン・ランバートと対戦し、マウントパンチでKO勝ちを収めた。
2007年1月25日、「UFC Fight Night 8」でショーン・サーモンと対戦し、右ハイキック一発でKO勝ちを収めた。
2007年7月7日、「UFC 73」でティト・オーティズと対戦し、0-0の判定ドローとなった。
2007年11月17日、「UFC 78」でマイケル・ビスピンと対戦し、2-1の判定勝ちを収めた。
2008年6月7日、「UFC 85」でチャック・リデルと対戦予定であったが、リデルの右大腿屈筋損傷により試合は中止となった。
2008年9月6日、「UFC 88」でチャック・リデルと改めて対戦し、2Rにリデルをカウンターの右フックで失神させ、KO勝利。ライトヘビー級のトップコンテンダーに躍り出た。また、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[1]。
2008年12月27日、「UFC 92」で王者フォレスト・グリフィンとUFC世界ライトヘビー級タイトルマッチで対戦し、パウンドでTKO勝ちを収め、総合格闘技デビュー以来無敗の13連勝でUFC世界ライトヘビー級王者となった。また、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[2]。
2009年5月23日、「UFC 98」のメインイベントでリョート・マチダと王座防衛戦で対戦し、2Rに左フックでKO負け。キャリア初の敗北を喫すると同時に王座陥落となった[3]。
2009年9月から12月にかけて放送された「The Ultimate Fighter」シーズン10でヘッド・コーチを務めた。同じくヘッド・コーチを務めたクイントン・"ランペイジ"・ジャクソンとはシーズン中から舌戦を繰り広げるなど因縁を深めたが、シーズン終了後ランペイジは映画出演を優先しコーチ対決を拒否した[4]。
2010年1月2日、「UFC 108」のメインイベントでチアゴ・シウバと対戦。リョートに敗れた選手同士の対戦となったが、3-0の判定勝ち。試合後、「アクター(ランペイジ)がUFCのファイトに戻ってくると聞いている。ランペイジとやりたい」とランペイジに対戦要求した[5]。
2010年5月29日、「UFC 114」のメインイベントでクイントン・"ランペイジ"・ジャクソンと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[6]。
2011年3月19日、「UFC 128」でUFC世界ライトヘビー級王者マウリシオ・ショーグンに挑戦予定であったが[7]、自身の膝の負傷により欠場しタイトル挑戦権はチームメイトであるジョン・ジョーンズに与えられた[8]。そのタイトルマッチではジョーンズがショーグンに勝利し王座を獲得。チームメイト同士の対戦に機運が高まり、エヴァンスはジャクソンズMMAからインペリアル・アスレチックスへと移籍した。
2011年8月6日、「UFC 133」のメインイベントでティト・オーティズと4年ぶりに対戦し、膝立ちの状態のオーティズに膝蹴りを浴びせ横倒しにしたところにパウンドで追撃しTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。試合後には王座への再挑戦をアピールした[9]。当初はジョン・ジョーンズとタイトルマッチで対戦予定であったがジョーンズの負傷欠場によりフィル・デイヴィスに対戦相手が変更され、デイヴィスも負傷により試合をキャンセルし、最終的にオーティズとの対戦が決定した[10]。
2012年1月28日、「UFC on Fox: Evans vs. Davis」のメインイベントでフィル・デイヴィスと改めて対戦し、3-0(50-45、50-45、50-45)の判定勝ちを収めた[11]。
戦績[]
プロ総合格闘技[]
総合格闘技 戦績 | ||||||
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19 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
17 勝 | 6 | 2 | 9 | 0 | 1 | 0 |
1 敗 | 1 | 0 | 0 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | イベント名 | 開催年月日 |
○ | フィル・デイヴィス | 5分5R終了 判定3-0 | UFC on Fox: Evans vs. Davis | 2012年1月28日 |
○ | ティト・オーティズ | 2R 4:48 TKO(ボディへの膝蹴り→パウンド) | UFC 133: Evans vs. Ortiz 2 | 2011年8月6日 |
○ | クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 114: Rampage vs. Evans | 2010年5月29日 |
○ | チアゴ・シウバ | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 108: Evans vs. Silva | 2010年1月2日 |
× | リョート・マチダ | 2R 3:57 KO(左フック) | UFC 98: Evans vs. Machida 【UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ】 |
2009年5月23日 |
○ | フォレスト・グリフィン | 3R 2:46 TKO(パウンド) | UFC 92: The Ultimate 2008 【UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ】 |
2008年12月27日 |
○ | チャック・リデル | 2R 1:51 TKO(右フック) | UFC 88: Breakthrough | 2008年9月6日 |
○ | マイケル・ビスピン | 5分3R終了 判定2-1 | UFC 78: Validation | 2007年11月17日 |
△ | ティト・オーティズ | 5分3R終了 判定0-0 | UFC 73: Stacked | 2007年7月7日 |
○ | ショーン・サーモン | 2R 1:06 KO(右ハイキック) | UFC Fight Night 8 | 2007年1月25日 |
○ | ジェイソン・ランバート | 2R 2:22 KO(マウントパンチ) | UFC 63: Hughes vs. Penn | 2006年9月23日 |
○ | ステファン・ボナー | 5分3R終了 判定2-0 | Ultimate Fight Night 5 | 2006年6月28日 |
○ | サム・ホーガー | 5分3R終了 判定2-1 | Ultimate Fight Night 4 | 2006年4月6日 |
○ | ブラッド・アイムズ | 5分3R終了 判定2-1 | The Ultimate Fighter 2 Finale 【TUF 2 ヘビー級 決勝】 |
2005年11月5日 |
○ | ジェイミー・ジャラ | 5分3R終了 判定3-0 | Gladiator Challenge 27: FightFest 2004 2日目 【ヘビー級トーナメント 決勝】 |
2004年6月3日 |
○ | ヘクター・ラミレス | 5分2R終了 判定3-0 | Gladiator Challenge 27: FightFest 2004 2日目 【ヘビー級トーナメント 準決勝】 |
2004年6月3日 |
○ | ブライアン・パードー | 1R 3:24 TKO(パンチ連打) | Gladiator Challenge 26: FightFest 2004 1日目 【ヘビー級トーナメント 1回戦】 |
2004年6月2日 |
○ | ダニー・アンダーソン | 1R 3:09 ギブアップ(パンチ連打) | Dangerzone: Cage Fighting | 2004年4月10日 |
○ | デニス・リード | 1R 0:50 ギブアップ | Dangerzone: Cage Fighting | 2004年4月10日 |
TUF 非公式戦[]
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | イベント名 | 開催年月日 |
○ | キース・ジャーディン | 5分3R終了 判定3-0 | The Ultimate Fighter 2 【TUF 2 ヘビー級 準決勝】 |
2005年7月11日 |
○ | マイク・ホワイトヘッド | 5分3R終了 判定3-0 | The Ultimate Fighter 2 【TUF 2 ヘビー級 エリミネイションバウト】 |
2005年7月8日 |
○ | トム・マーフィー | 5分3R終了 判定3-0 | The Ultimate Fighter 2 【TUF 2 ヘビー級 エリミネイションバウト】 |
2005年6月22日 |
脚注[]
- ↑ 【UFC88】メインは壮絶KO決着!ダンヘン復活&長南初勝ち名乗り MMAPLANET 2008年9月7日
- ↑ 【UFC92】緊迫のメインで新王者エヴァンス誕生 MMAPLANET 2008年12月28日
- ↑ 【UFC98】無敗対決はリョートに軍配、王座奪取に成功 MMAPLANET 2009年5月24日
- ↑ 【UFC108】対戦カード変更続出、UFC2010スタート!! MMAPLANET 2009年12月29日
- ↑ 【UFC108】チアゴ破りランペイジ戦へ、ラシャド・エヴァンス MMAPLANET 2010年1月3日
- ↑ 【UFC114】因縁に決着、ラシャドがランペイジを下す MMAPLANET 2010年5月30日
- ↑ 【UFC128】ショーグン初防衛戦、ユライアUFC初陣 MMAPLANET 2011年1月6日
- ↑ 【UFC126】KID&小見川が揃って敗戦、王者は一撃で防衛 MMAPLANET 2011年2月6日
- ↑ 【UFC133】ラシャドが大ブーイングを跳ね返す圧勝劇 MMAPLANET 2011年8月7日
- ↑ 【UFC133】ラシャドの対戦相手は、ティト・オーティズに!! MMAPLANET 2011年7月14日
- ↑ 【UFC Fox02】デイビス、力尽きる。ラシャドが完勝 MMAPLANET 2012年1月29日
関連項目[]
外部リンク[]
- オフィシャルサイト
- SugaRashadEvans - Twitter
- UFC 選手データ
- TUF 選手データ
- SHERDOG 選手データ
前王者 フォレスト・グリフィン |
第9代UFC世界ライトヘビー級王者 2008年12月27日 - 2009年5月23日 |
次王者 リョート・マチダ |
Wikipedia[]
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