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ジョシュ・バーネット
本名 ジョシュア・ローレンス・バーネット
(Joshua Lawrence Barnett)
通称 蒼い瞳のケンシロウ
世界を駆けるベルトコレクター
KING OF 戦極
世界最強のオタク
ベビーフェイスド・アサシン
(The Baby Faced Assassin)
性別 男性
国籍 アメリカ合衆国
誕生日 1977年11月10日(39歳)
出身地 ワシントン州シアトル
身長 191cm
体重 117kg
リーチ 198cm
階級 ヘビー級
スタイル キャッチ・アズ・キャッチ・キャン
フリースタイルレスリング、柔道、ムエタイ
所属 AMCパンクレイション
→フリー
→CSW
テーマ曲 愛をとりもどせ!!
(クリスタルキング)

ジョシュ・バーネットJosh Barnett1977年11月10日 - )は、アメリカ合衆国の総合格闘家、プロレスラー。ワシントン州シアトル出身。

ニックネームは「ベビーフェイスド・アサシン」(ベビーフェイスの暗殺者)。また、漫画・アニメをこよなく愛し、おたく文化にも造詣が深く、特に『北斗の拳』のケンシロウの熱烈なファンであることから、日本では「蒼い瞳のケンシロウ」、「世界最強のオタク」の異名を持つ。

K-1 ROMANEX」ではボブ・サップを指導したことから、「野獣の調教師」と紹介されていた。

獲得タイトル 編集

  • PRIDE GRANDPRIX 2006 準優勝
  • 第7代UFC世界ヘビー級王座
  • 第10代パンクラス無差別級王座

来歴 編集

総合格闘技 編集

1997年に19歳でプロデビュー。以後、総合格闘技をメインに活動する。

1999年2月、第2回アブダビコンバット99kg未満級および無差別級出場、マーク・ケアーに敗れる。同年9月、「SuperBrawl 13」のヘビー級トーナメントにおいてボビー・ホフマンヒース・ヒーリングリコ・ロドリゲス等世界の強豪が参加する中優勝。

2000年2月、「SuperBrawl 16」で第2代UFCスーパーファイト王者のダン・スバーンに一本勝ちし、注目を浴びる。

2001年2月23日、「UFC 30」でペドロ・ヒーゾにKO負け。同年6月29日の「UFC 32」では元パンクラス王者、セーム・シュルトに腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めた。

2002年3月22日、「UFC 36」で当時無敵の王者だったランディ・クートゥアをTKOで下し、史上最年少で第7代UFC世界ヘビー級王座を獲得するが、後のステロイド・ドーピング薬物検査にて陽性反応が出たとして、1度も防衛戦を行なうことなく王座を剥奪された。これに関して、ジョシュは禁止薬物(ステロイド)使用については否定しているが、その前駆体であるプロホルモンについては摂取したことを認めている。このドーピング疑惑については、試合後のPRIDE移籍を臭わせた彼の発言に対する制裁ではないかとの見方もあった。同年8月28日、「Dynamite!」でアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと対戦したボブ・サップのセコンドに付き、試合に勝って喜ぶノゲイラに対し「オマエハ モウ シンデイル」と日本語で挑戦表明した。

2003年5月2日、新日本プロレス主催「ULTIMATE CRUSH」にてジミー・アンブリッツと対戦し、グラウンドでの打撃によるタップアウトで勝利。同年8月31日、パンクラスで近藤有己と対戦し、ジャーマン・スープレックスを連続で決めるなどして、最後はチョークスリーパーで勝利し、第10代パンクラス無差別級王者となった。10月13日の「ULTIMATE CRUSH」では高橋義生にタップアウト勝ちで初防衛に成功。12月31日、大晦日興行初参戦となった「INOKI BOM-BA-YE 2003」ではセーム・シュルトに腕ひしぎ十字固めで一本勝ちで2回目の防衛に成功した。

2004年5月22日、「K-1 MMA Championship ROMANEX」にてレネ・ローゼにマウントパンチの連打でKO勝ち。同年10月31日、PRIDEデビューとなった「PRIDE.28」でミルコ・クロコップと対戦するが、開始早々に左肩を脱臼。1R46秒、自身初のタップアウト負け。ケガが癒えた翌2005年10月23日の「PRIDE.30」で再戦するが、フルラウンドの攻防の末判定負けを喫した。

2006年2月26日、「PRIDE.31」で中村和裕と対戦し、1Rにチョークスリーパーによる一本勝ちを収めPRIDE初勝利となった。同年5月5日、「PRIDE 無差別級グランプリ 2006 開幕戦」におけるトーナメント1回戦でエメリヤーエンコ・アレキサンダーと対戦し、激しい打撃戦の末、相手のスタミナが切れたところでテイクダウンを取りV1アームロックでタップを奪う。同年7月1日、「PRIDE 無差別級グランプリ 2006 2nd ROUND」におけるトーナメント2回戦でマーク・ハントと対戦し、1Rにチキンウィングアームロックで一本勝ち。同年9月10日、「PRIDE 無差別級グランプリ 2006 決勝戦」におけるトーナメント準決勝で、Dynamite!での対戦要求以来4年越しとなるアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとの対戦が実現。PRIDE史上に残る寝技対決となり、判定2-1で勝利。その後決勝戦にてミルコ・クロコップとの3度目の対戦に挑むが、1Rにギブアップ負けを喫し、GP準優勝に収まる。同年10月21日、「PRIDE.32」においてUFC以来の母国アメリカへの凱旋を果たし、パウエル・ナツラと対戦し、2Rにアンクルホールドで勝利を収めた。同年12月31日、3年ぶり2度目の大晦日興行参戦となった「PRIDE 男祭り 2006」においてアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとの再戦を行ない、0-3の判定負けを喫した。

2007年12月9日、フィリピン・マニラにて開催された「リング・オブ・ファイヤー」にチームジョシュ・バーネットのコーチとして参加(自身は試合なし)[1]。同年12月22日、4年4か月ぶりの参戦となったパンクラスで佐藤光留とキャッチレスリングルールで対戦し勝利。

2008年3月5日、戦極旗揚げ戦「戦極 ~第一陣~」のメインイベントで吉田秀彦と対戦し、1Rにバックドロップで投げるなどし、3Rにヒールホールドで一本勝ち。同年5月18日、前回に引き続き「戦極 ~第二陣~」のメインイベントでジェフ・モンソンと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2008年7月19日、Affliction旗揚げ戦「Affliction: Banned」でペドロ・ヒーゾと約7年半ぶりに再戦し、左フックによるKO勝ちでリベンジに成功、2009年1月24日に開催されたAffliction: Day of Reckoningギルバート・アイブルに3R TKO勝ちを収めた。

2009年8月1日、「Affliction: Trilogy」でエメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦予定であったが、試合前のドーピング検査でアナボリックステロイドの一種であるドロスタノロンの陽性反応が出たとして出場中止となり[2]、その影響で同大会は開催中止となった[3]

2009年11月8日、ワールド・ノーギ・チャンピオンシップ2009の黒帯ペサディシモ級に出場。1回戦、準決勝を勝ち抜き、決勝ではトレーニング・パートナーでもあるブルーノ・パウリスタと対戦し、レフェリー判定で優勝を果たした[4]

2010年3月22日の「DREAM.13」で自身の練習パートナーでもあるマイティ・モーと対戦。金的で試合が中断される場面もあったが1Rにアームロックで一本勝ちを収めた。

2010年7月10日、オーストラリアの新興イベント「Impact FC」旗揚げ戦のメインイベントでジェロニモ・ドス・サントスと対戦し、マウントパンチでTKO勝ちを収めた。

2011年6月18日、「Strikeforce: Overeem vs. Werdum」で行なわれたStrikeforce World Grand Prix 1回戦でブレット・ロジャースと対戦し、肩固めによる一本勝ちを収めた[5]

2011年9月10日、「Strikeforce: Barnett vs. Kharitonov」で行なわれたStrikeforce World Grand Prix 準決勝でセルゲイ・ハリトーノフと対戦し、肩固めによる一本勝ちを収めた[6]

プロレス 編集

2002年12月、新日本プロレス大会に登場。2003年1月4日、新日東京ドーム大会で初参戦にしてIWGP王者永田裕志と対戦(経緯後述)。2003年は新日の地方巡業にも参加すると共に、新日主催の総合格闘技イベントへも参戦。

2005年、新日本プロレスのG1クライマックスにエントリーされるも、直前で川田利明に変更された(新日サイド側より「川田の方が集客力があるから」と説明を受けたとしている)。同年11月23日、U-STYLE Axis田村潔司と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負けを喫した。

2007年6月29日、IGF旗揚げ興行「闘今 BOM-BA-YE」で安田忠夫に4分17秒腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。2007年12月20日、IGF「GENOME2」でモンターニャ・シウバと対戦し、シウバのパンチで苦戦を強いられるもゴッチスペシャルで勝利。

2008年2月16日、IGF「GENOME3」で小川直也と対戦。4分48秒腕ひしぎ十字固めで一本勝ちするも、ロープに手がかかっていたと小川が抗議。すぐさま再戦が行なわれ、5分13秒STOボンバーからの片エビ固めでピンフォール負け。同年から参戦した戦極では、エースとして期待され「KING OF 戦極」というキャッチフレーズが与えられ、独自に戦極ポーズも開発した。得意な日本語は「メッチャスゴイ」「コロシテヤル」「オレニサワルトアブナイゼ」等。「ゼッコーチョー(絶好調)」という日本語は、新日本プロレス参戦時、巡業に帯同していた高山善廣が教えた。その際、高山に対してはタックルのコツを教えたと高山自身が語っている。

2011年2月5日、IGF「GENOME14」のIGFチャンピオンシップトーナメント1回戦でモンターニャ・シウバと対戦し、STFで勝利を収めた。7月10日、「GENOME16」のトーナメント準決勝でボビー・ラシュリーと対戦し、逆十字固めで勝利を収めた。8月27日、「INOKI GENOME ~Super Stars Festival 2011~」のトーナメント決勝でジェロム・レ・バンナと対戦予定であったが、Strikeforceのヘビー級トーナメントを優先し、欠場。バンナが王者として認定された。

2011年12月2日、「INOKI BOM-BA-YE 2011」のメインイベント・IGFチャンピオンシップで王者ジェロム・レ・バンナに挑戦し、KO負けで王座獲得ならず。

2011年12月31日、5年ぶり3度目の大晦日興行参戦となった「元気ですか!! 大晦日!! 2011」で鈴木秀樹とIGFルールで対戦し、ノーザンライトボムからの片エビ固めでフォール勝ちを収めた[7]

アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ戦でのデスバレーボム、近藤有己戦でのジャーマン・スープレックス、吉田秀彦戦でのバックドロップなど、総合格闘技の試合でプロレス技を披露することがある。また、UWFをこよなく愛し、前田日明の名を度々口に出したり、UWFインターナショナルについての論文をネット上に公表した他、やはりU系派生団体の一つであるパンクラス無差別級王者となった際には「UWFハシナナイ」と発言したほど。自らを「プロレスラー」と呼び、「プロレスこそが最強」を声高らかに叫ぶ。U系の技術の根本となるキャッチ・アズ・キャッチ・キャンこそ、ブラジリアン柔術を超えるグラウンドの技術であると提唱し、実践している。

人物 編集

戦績 編集

総合格闘技 編集

総合格闘技 戦績
36 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
31 6 21 4 0 0 0
5 1 2 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
セルゲイ・ハリトーノフ 1R 4:28 肩固め Strikeforce: Barnett vs. Kharitonov
【Strikeforce World Grand Prix 準決勝】
2011年9月10日
ブレット・ロジャース 2R 1:17 肩固め Strikeforce: Overeem vs. Werdum
【Strikeforce World Grand Prix 1回戦】
2011年6月18日
ジェロニモ・ドス・サントス 1R 2:35 TKO(マウントパンチ) Impact FC 1 - The Uprising: Brisbane 2010年7月10日
マイティ・モー 1R 4:41 アームロック DREAM.13 2010年3月22日
ギルバート・アイブル 3R 3:05 ギブアップ(パウンド) Affliction: Day of Reckoning 2009年1月24日
ペドロ・ヒーゾ 2R 1:44 KO(左フック) Affliction: Banned 2008年7月19日
ジェフ・モンソン 5分3R終了 判定3-0 戦極 ~第二陣~ 2008年5月18日
吉田秀彦 3R 3:23 ヒールホールド 戦極 ~第一陣~ 2008年3月5日
× アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ 3R終了 判定0-3 PRIDE 男祭り 2006 -FUMETSU- 2006年12月31日
パウエル・ナツラ 2R 3:04 アンクルホールド PRIDE.32 "THE REAL DEAL" 2006年10月21日
× ミルコ・クロコップ 1R 7:32 ギブアップ(パウンド) PRIDE 無差別級グランプリ 2006 決勝戦
【無差別級GP 決勝】
2006年9月10日
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ 3R終了 判定2-1 PRIDE 無差別級グランプリ 2006 決勝戦
【無差別級GP 準決勝】
2006年9月10日
マーク・ハント 1R 2:02 チキンウィングアームロック PRIDE 無差別級グランプリ 2006 2nd ROUND
【無差別級GP 準々決勝】
2006年7月1日
エメリヤーエンコ・アレキサンダー 2R 1:57 V1アームロック PRIDE 無差別級グランプリ 2006 開幕戦
【無差別級GP 1回戦】
2006年5月5日
中村和裕 1R 8:10 チョークスリーパー PRIDE.31 Dreamers 2006年2月26日
× ミルコ・クロコップ 3R終了 判定0-3 PRIDE.30 STARTING OVER 2005年10月23日
× ミルコ・クロコップ 1R 0:46 ギブアップ(左肩脱臼) PRIDE.28 2004年10月31日
レネ・ローゼ 1R 2:15 TKO(パウンド) K-1 MMA Championship ROMANEX 2004年5月22日
セーム・シュルト 3R 4:48 腕ひしぎ十字固め INOKI BOM-BA-YE 2003
【無差別級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ】
2003年12月31日
高橋義生 2R 2:52 腕ひしぎ三角固め 新日本プロレス アルティメット・クラッシュ
【無差別級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ】
2003年10月13日
近藤有己 3R 3:26 チョークスリーパー PANCRASE 2003 HYBRID TOUR
【無差別級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ】
2003年8月31日
ジミー・アンブリッツ 1R 3:05 ギブアップ(パウンド) 新日本プロレス アルティメット・クラッシュ 2003年5月2日
ランディ・クートゥア 2R 4:35 TKO(パウンド) UFC 36: Worlds Collide
【UFC世界ヘビー級タイトルマッチ】
2002年3月22日
ボビー・ホフマン 2R 4:25 ギブアップ(パウンド) UFC 34: High Voltage 2001年11月2日
セーム・シュルト 1R 4:21 腕ひしぎ十字固め UFC 32: Showdown in the Meadowlands 2001年6月29日
× ペドロ・ヒーゾ 2R 4:21 KO(フック) UFC 30: Battle on the Boardwalk 2001年2月23日
ガン・マッギー 2R 4:34 TKO(パンチ) UFC 28: High Stakes 2000年11月17日
ダン・スバーン 4R 1:21 腕ひしぎ十字固め SuperBrawl 16 2000年2月8日
ボビー・ホフマン 3R終了 判定3-0 SuperBrawl 13【決勝】 1999年9月7日
ジョン・マーシュ 1R 4:23 チキンウィングアームロック SuperBrawl 13【準決勝】 1999年9月7日
ユハ・トゥカサーリ 1R 3:32 腕ひしぎ十字固め SuperBrawl 13【1回戦】 1999年9月7日
トレヴァー・ハワード 腕ひしぎ十字固め UFCF: Night of Champions 1998年9月19日
ボブ・ジルストラップ 1R 0:42 失格 UFCF: Night of Champions 1998年3月14日
クリス・ムンゼン 1R TKO UFCF: Road to the Championships 2 1997年9月6日
ボブ・ギルストラップ 10分1R終了 判定3-0 UFCF: Road to the Championships 1 1997年7月7日
クリス・シャーノス 1R 2:41 チョークスリーパー UFCF: Clash of the Titans 1997年1月11日

キャッチレスリング 編集

勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
佐藤光留 1R 4:27 TKO(レフェリーストップ:チョークスリーパー) パンクラス PANCRASE 2007 RISING TOUR
【キャッチレスリングルール】
2007年12月22日

入場曲 編集

  • 愛をとりもどせ!!(クリスタルキング)
  • Saint Stillness(Army of One) - 旧入場曲

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集

前王者
ランディ・クートゥア
第7代UFC世界ヘビー級王者

2002年3月22日 - 2002年3月(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
リコ・ロドリゲス
空位
前タイトル獲得者
セーム・シュルト
第10代パンクラス無差別級王者

2003年8月31日 - 現在

次王者
 

Wikipedia 編集

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